論文レビューメモ

オープンアクセスの論文を一つのテーマに沿って3本ピックアップし、まとめています。2024年は生成AIを論文の執筆や解釈、まとめにどう使えるかを試していきます。

ChatGPTでグラフィカルアブストラクトを描く

このブログを始めたときの意欲的な更新頻度と比べると随分緩くなっていますが、引き続きやっていきます。

前回Diagramsを使うと良さそうな感じだったので、こちらで一度やってみる。

Diagramsのプロンプトの例でSequence diagram explaining internet、というのが出ていたんで、思い切って

please draw a sequence diagram explaining the production process of fermented cucumber pickles

とするとMermaidがバックグラウンドで動いてこんな感じのものが出力される。

Sequence diagram of fermented cucumber pickle production

ふむふむ。こういう感じで返してくれるのか。これをベースにして実際の論文の内容に沿って直す、というのはありだけど、ちょっとシンプルすぎると言えばシンプルすぎるような。

can you make this figure more attractive and fancy?

とすると、こんな感じ(日本語にしてもらいました)

Enhanced sequence diagram of fermented cucumber pickle production in Japanese

うーん、色が変わっただけだなぁ。

please draw the conceptual version of this diagram.

とすると

Conceptual sequence diagram with icons

おー、アイコンがつきました。

でもよくよくみるとEdit the codeのリンクがあって、ここからMermaidのコードを直接直すことができるわけね。ふむふむ。ざっくり大枠をDiagramsに作ってもらって、細かい修正は人の手でやる、って感じなのかなぁ。

今のところの感想としては、ChatGPTの創作活動についてはうまく使いこなせば6〜7割くらいまでのところを一気にやってもらえる、って感じですかねぇ。なので6〜7割くらいの完成度のトライアンドエラーのコストが劇的に低くなるので色々試せる、っていうのはあるのかも?